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山梨大学キャンパスネットワークの歴史およびデータ伝送量の推移
総合情報処理センター
ipc@ccn.yamanashi.ac.jp
本学のキャンパスネットワークのシステム性能アップとネットワーク別のデータ伝送量の推移(1991年から2001年まで)についてまとめた.
ネットワーク名またはデータ伝送量の推移をクリックするとネットワーク構成図またはネットワーク運用期間中のデータ伝送量の推移が表示されます。
- 1977年 (昭和52年)
東京大学リモートバッチステーション開設.東京大学大型計算機センターとデータ通信速度2.4Kbpsで接続.
* ACOSシステム300稼働開始.
- 1980年 (昭和55年)データ通信速度を9.6Kbpsに更新.
- 1982年 (昭和57年) 情報処理センターシステムACOSシステム850稼働開始.
- 1983年 (昭和58年) 情報処理センターのデータ通信システムとして光ケーブル敷設(OPT-51)
.この光データ通信システムは日本電気のNELINK-OPT51と呼ばれるシステムで、伝送速度は1,228Kbps.
- 1989年
(平成元年)キャンパスネットワークの基幹として、情報処理センターの
FDDI ネットワーク 敷設(LOOP6770II).
幹線は32Mbps.幹線ノードにCS(Comunication Server)を設置し、無手順で端末を接続.
LOOP6770IIネットワーク運用期間中のデータ伝送量の推移
* 山梨大学としてクラスBの IPアドレスを取得.
* 情報処理センターのネットワークと計算機科学科(現コンピュータメディア工学科)の LAN
が接続.(TCP/IP)
* 工学部B2号館にサブネットを構築.
- 1990年 (平成2年)計算機科学科(現コンピュータメディア工学科)から情報処理センターに JUNET
ゲートウェイを移管し、 全学的に JUNET に参加(UUCP).
- 1991年 (平成3年)各学科・建物でサブネットを構築.
- 1992年 (平成4年)地域の専門学校、企業の JUNET 参加中継点となった(UUCP)
- 1992年 (平成4年)TRAIN 参加(4月6日運用開始).TCP/IP
でのインターネット接続 を実現.回線速度は64Kbps.
- 1993年4月 (平成5年) TRAIN接続回線を 192Kbps に更新.
- 1994年1月 (平成6年)
山梨医科大学と接続し、その後県内主要大学が順次接続してTRAIN山梨を結成.
TRAIN運用期間中のデータ伝送量の推移
- 1994年3月 (平成6年)キャンパス基幹を4ループとするFDDIネットワーク敷設(TCP.IP).初期に敷設した光ループは事務用ネットワークとして閉ループを構成.
FDDIネットワーク運用期間中のデータ伝送量の推移
- 1994年9月 (平成6年)TRAIN 接続回線を 512Kbps に更新.
- 1995年 (平成7年)情報処理センター新システムとYINSの本格運用開始.
- 100校プロジェクトの NOC として 5 校の接続を行なう.
- 1995年6月 (平成7年) TRAIN 接続回線を 1.5Mbps に更新.
- 1996年3月 (平成8年) 基幹を622Mbps、スイッチ間を156MbpsのATMネットワーク敷設.
ATMネットワーク運用期間中のデータ伝送量の推移
* キャンパスネットワークはFDDIとATMの複合で運用.
- 1997年4月 (平成9年)
情報処理センターから総合情報処理センターへ昇格.
- 1997年7月 (平成9年) 山梨県地域ネット交換組織(Y-NIX)のノードが設置される.
- 1998年4月 (平成10年)
総合情報処理センターの新サーバ・端末群が稼働開始.
- 1999年1月 (平成11年) TRAIN から脱退. SINETのノード校となる(山梨大学−宇宙科学研究所−東京大学-情報学研究所).
回線速度はATM15Mbps.TRAIN 山梨は接続形態を変更し,SINET
等へ移行.
2000年3月から2001年3月までの データ伝送量の推移
- 2001年3月 (平成13年) 基幹を4Gbpsのギガビットネットワーク敷設.
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