2004年度は、旧国立大学が国立大学法人となった新たな船出の年でした。組織の運営形態も大きく変革し、キャンパス情報シ ステムや、シラバス、研究者データベース、物品請求システムなど現在定着しつつある各システムの学内LANによる総合情報処 理センターの果たす役割も非常に大きな1年でもありました。今後も、玉穂甲府間を結ぶ遠隔授業やネットワーク会議など、学 校の運営にもさらに大きな役割を果たして行けるものと期待しています。
2004年度においては、部学科の垣根を越えた協力体制の中、研究報告も充実したものになりました。情報技術系の研究報告に 加え、e-learningの講義への導入事例、また、従来から問い合わせの多かったCD-ROMによる出版方法に関する報告もされてお り、研究報告の活用が期待されます。今後も山梨大学の発展に研究報告が寄与できることを願ってやみません。
本号の編集にあたり、岩沼センター長をはじめ、センター職員の廣嶋くに代、雨宮恵美、大澤正弘、各氏に多大なるご尽力を 承りました。心より御礼申し上げます。
編集委員会
清水 毅 郷 健太郎 片野 耕喜