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編集後記
近年、新聞等メディアを騒がせている「情報漏洩」がいよいよ身近な危険と して感じられるようになってきました。山梨大学では昨年「山梨大学情報セキュリティポリシーと同実施手順書」を策定しましたが
、コンピュータウィルスのしかけもますます巧妙化し、われわれ一人一人のレベルでも、自分自身と、自分が持つ他人の個人情報に関する自己防衛の必要性はますます高まっていると思われます。
もし自分のパソコンから仕事に関する情報が漏洩したり、外から覗かれるよ うになってしまうウィルスに感染したらと想像するとぞっとしてしまいます。皆様におかれましても情報管理には十分配慮し、
総合情報処理センターが発信する通告にはきちんと目を通すよう、ぜひお願いしたいと思います。
デジタルデータのセキュリティーが声高に叫ばれる一方で、パソコン上での仕事の割合は大学のすべての分野でますます必要不可欠になっています。そしてセンターが果たす役割は年々大きくなっていると言えます。法人化された国立大学では費用対効果の議論が厳しく行われるようになってまいりましたが
、システムの維持更新に関わる予算は、そういった意味からもしっかり押さえていかなければならない最重要ポイントの一つであろうと、センター運営委員の任期中に強く感じました。
ここに今年度の研究報告を出版できる運びとなりましたが、本号の編集にあたり、岩沼センター長をはじめ、センター職員の廣嶋くに代、雨宮恵美、大澤正弘、各氏に多大なるご尽力を承りました。心より御礼申し上げます。
編集委員会
片野 耕喜 小久保 晋 中本 和典 郷 健太郎
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