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ご挨拶


総合情報処理センター長&IT推進本部副本部長 岩沼宏治


 平成19年度は、例年の新学期の慌ただしい対応作業に加えて、甲府キャンパ スと医学部キャンパス双方に導入された新システムの安定稼働のための作業で、 忙しく年度が始まりました。前年度に細心の注意を払って導入したシステムも、 学内外の絶えまざるIT環境の変化と学内の教育・業務改革により、どうしても 一部に不備・不整合が生じてしまいます。これらの問題へ対処するのために、 今年度も学内外の多くの方々の御協力を頂きました。この紙面をお借りしまし て、関係の皆様に厚く御礼申し上げる次第であります。

お蔭様を持ちまして、新システムは概ね順調に稼働を続けております。 Windows Vistaへの対応や統合メールサーバのパフォーマンス等にまだ一部不 満が残っておりますが、これらも今後なんとか解決に持ってゆきたいものと思っ ております。

上記に加えて、平成19年度は 老朽化したLL教室を改修すべく、共通教育委 員会学国語部会、教学支援部教務課ならびに情報推進室合同で改修プランを練 り上げました。結果として、総合情報処理センターの J216教室を移転増強等 を行い、新たにCALL (Computer Aided Language Learning) 教室という現代的 な教室を設置するという形で成案がまとまり、学長先生の御理解も得て学長裁 量経費その他を頂き、無事改修が進んでおります。平成20年度の4月からは 新たな CALL情報処理教室がオープンし、全学の学生の皆さんにサービスが展 開できる予定でいます。

その他にも総情センターでは、情報推進室が主体となって実施しつつある「全 学ソフトウエアライセンス調査3か年計画」への全面的な協力、および近年ま すます重要性が増し本学でも教育研究開発センターが積極的に取組み始めた e-Learning システムへのサーバ設備およびIT技術面での協力など、多くの活 動を行って参りました。平成20年度も引続き、山梨大学の種々の教育研究活 動および業務活動の活発化に向けて、ITC環境改善の視点から努力して参りた いと思っております。皆様のご支援ご協力ならびに御指導をお願い申し上げる 次第であります。


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