今年も総合情報処理センターの研究報告を出す季節となりました。
原稿執筆に快くご協力頂いた方、取りまとめに御苦労頂いた方など多くの方にご協力を頂
きました。厚く御礼を申し上げます。
さて私がセンター長を拝命してから、早いもので既に5年の月日が流れました。
この4月には、総合情報処理センターは事務系の情報推進室他と統合され、
新たに総合情報戦略機構が設立され業務はそこに引き継がれます。
私もセンター長職を退任する運びとなりました。
これまでの御指導・ご協力を頂いた多くの皆様、ならび総合情報処理センターの業務を支えていた多くの方々に、この場
をお借りて厚く御礼申し上げる次第であります。
顧みますに、私が総合情報処理センターをお引き受けした当初は、センターは
大学本部・執行部との組織的な継りがなく謂わば孤立した状態にあり、本学の
IT環境を整備推進する上で大きな障害となっておりました。
その後、インタネッ
トに代表される世間一般の急速なIT化や個人情報保護法の施行などに伴い、総
合情報処理センターの果たすべき役割も急速に大きなものとなり、関係する皆
様の御理解と多大なご協力を得て、大学組織においても一定の発言権も持つま
でに変化してきております。
このような中で、センターが運営してきた各種の
IT基盤システムもかなり複雑化・大規模化しており、その運営には予算的にも
人材的にもかなりのリソースを必要とするようになってきております。
このような現状で、これまで以上の発展を遂げるためには、教員・事務系職員の垣根
を取り払った組織を立ち上げ、人材、予算、設備を一体的かつ効率的に運用・
管理し、より一層のきめ細やかな研究教育業務支援を行なっていく必要に迫ら
れておりました。このような背景のもとに、総合情報処理センターは新組織に
移行する運びとなった次第であります。
皆様方には、これまでの御指導・ご協力を改めて感謝申し上げると共に、山梨
大学の更なる発展のために、総合情報戦略機構への変わらぬご支援をお願いす
る次第であります。何卒よろしくお願い申し上げます。
末尾ながら、皆様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げております。