地籍図から断層崖を読む

 陸羽地震は,明治29年に起こりました。そこで地震前に作られた
地図(地籍図)と地震後に作られた地図を比べることによって,地
震の時生じた地変の状態を知ることができます。
 トレンチ調査が行われた中小森付近では,明治22〜23年頃に
最初に測量が行われ,その後大正時代と昭和50年頃の圃場整備
に伴って,それぞれ新しく図が作られています。

(写真は,昭和50年頃の中小森トレンチ調査地点の様子です)


一丈木南の地籍図