この写真は1998年2月のある日、山梨大学構内で早春の日差しを背後から受けながら撮影された。 撮したのは総合情報処理センターのA助教授で、わたしのデジカメを使っている。 正直言って、わたしはA氏にどんな顔をしてよいのかわからなかった。 カメラの腕前は不確かだったし、デジカメの撮影になれているようにも見えなかったからだ。 この写真には、そんなわたしの、やや不安な、だがそれでもカメラに向けて取り繕うとしている、頼りなげな表情がうかがえる。 こんな話をもっと知りたい方は、本文「デジカメ・複製技術時代・サイバースペース」をご覧ください。