第5章---縫い方---

第1節  基礎になる縫い方
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第1節  基礎になる縫い方

この節では基礎になる縫い方を示す。

指ぬきのはめ方

  • 右手の中指の第一関節と第二関節の中央にはめる。
  • 針の持ち方

  • 針の頭(穴の方)を指ぬきのみぞに当て、親指と人さし指とで針先を持つ。
  • 人さし指を少し曲げかげんに指先から0.3〜0.4cm針が出るようにする。
  • 運針の仕方

  • 背をまっすぐに伸ばし、両ひじを直角くらいに曲げ、目より30cmぐら い離した姿勢をとる。
  • 両手の間隔を10〜15cmとしてしっかり布を持つ。

    1

  • はじめに3〜4針縫って針を固定させる。
  • 2

  • 右手は針の頭(穴の方)を指ぬきのみぞに当て、親指を布の表に 、人さし指を布の裏に当て、他の指も一緒に布をつかむ。
  • 左手も同様に、親指と人さし指で布をつまみ、他の指で布をつかむ。
  • 3

  • 親指と人さし指とを交互に動かす。
  • 左手を向こう側に動かし、右手の人さし指で針先を手前にだし、 針と布が直角になるようにする。(この時にでる針先が1針の針目になる)
  • 4

  • 3と反対に左手を手前に動かして、右手の親指で向こう側に針先をだす。
  • 2と3を繰り返して針を進める。
  • 5

  • 左手の親指のきわまで縫う。
  • 6

  • 左手の親指のきわまで縫ったら針先を左手の親指先で持つ。
  • 7

  • 右手の腹で勢いよく一息にしごく。(爪でしごくと布がいたむ)
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