第5章---縫い方---

第2節  縫い方の順序
10  袖付け
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10  袖付け

この節では袖付けの縫い方を示す。

1

  • 身頃を裏返し、前身頃と前袖、後身頃と後袖が中表になるように袖をさしこむ。
  • 2

  • 袖は開いてしるし通りに、身頃は脇縫で折ったまましるし通りに、 袖山肩山をあわせて平らに袖側から待ち針を打つ。
  • 3

  • 初めと終わりはすくい留め返し縫いをする。
  • その他は小針に縫い、山では1針返す。    
  • 4

  • 縫い目に0.2cmのきせをかけ、縫い代を袖側に折る。
  • 5

  • 袖を身頃からだして裏返す。
  • きせ山の布目を通してふりを折る。
  • ふりの縫い代の多い場合(2cm以上)

    ふりの縫い代の少ない場合(1cm以下)

    6

  • 肩当てを身頃の袖付けの折山より0.2cmせまく折る。 (身頃と平らにつりあいをとる)
  • 縫い代に0.5cmの針目で本ぐけする。
  • 7

  • 肩当て布の下端は前後とも脇縫の縫い込の間だけ縫い代に千鳥がけする。
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    *ふりの縫い代の多い場合(2cm以上)*

  • 袖を1.5cmの針目で耳ぐけする。
  • 袖山と袖下のきせ山に針をだす。
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    *ふりの縫い代の少ない場合(1cm以上)*

  • 袖のふりを袖付けの一針上まで1.5cmの針目で耳ぐけする。 (袖下のきせ山に針をだす)
  • 袖山で3針耳ぐけする。
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