新しい技術分野の知的財産を蓄積

当社も、未来の壁掛けTVとして注目されているPDP (プラズマディスプレイ) を、1960年代から30年以上にわたって研究開発した結果、富士通方式といわれる基本技術を幾つも開発しました。 当社はPDPに関して約300 件の特許を持ち、PDP技術のパイオニアとしてその動向が注目されています。

また、動画像の圧縮技術として注目されているMPEG2に関して、当社も基本特許を持ち、特許プール会社を設立しました。 これにより特許のライセンスを容易にし、MPEG2の普及に弾みがつくことも期待できます。

特許庁をはじめとした日本政府も日本の知的財産権強化に向けて動きだしました。 日本がグローバルな大競争時代に勝ち残るには、国の政策だけではなく、 企業と大学の「産・学」が相互に刺激し合い、より有力な知的財産を数多く蓄積し、 それを国際的なビジネスに活用していくことがこれからますます重要になっていくのではないでしょうか。


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