活断層情報/詳細活断層図/活断層分布図
活断層詳細図の例
ここでは,活断層図をいくつかの異なる縮尺の地図によって紹介する.
縮尺の違いによって,断層は山,平野,川などの東側や下流側と言った,
おおよその位置から,鉄塔や道路,集落との関係,さらに個々の建物,
施設などとの位置関係も詳しくわかる.同時に,断層変位地形も詳細に
わかってくる.大きな断層崖・撓曲崖,河川の屈曲から,畑や水田に見
られる比高の小さな低断層崖,石垣のずれなどがわかり,断層のずれの
向きや断層の変位量などが確かめられる.さらに地形面や地形線の年代
がわかれば,変位速度・活動度も検討される.
中部地方の活断層図
(縮尺:約1/100万〜1/50万)
山梨県の活断層図
(縮尺:約1/50万〜1/20万)
甲府盆地西縁の活断層図
(縮尺:約1/5万〜1/2.5万)
櫛形町・市乃瀬台地東麓の活断層図
(縮尺:約1/1万〜1/5千)