‡ マルチメディアとビデオゲーム ‡
マルチメディアの定義は、通産省では「複数の情報を統一的に扱える伝達手段」とされています。統一的に扱うためには情報のデジタル化が必要であり、デジタル化した情報はコンピュータで処理するわけです。
このような定義では味もそっけもないので、何をデジタル化するのか、中身はどうするのかを考えてみましょう。過去のメディアの発達の歴史を見てみると、その中身はエンターテイメントの比重が大きいことがわかります。例えば、現在のマスメディアの代表であるTVを見れば、娯楽の占める割合が大きいことが理解できるでしょう。おそらく新しく登場するメディアもそうなるはずです。
映画鑑賞やスポーツ観戦のように受け身のものをエンターテイメント、プレーヤー自らが遊ぶ参加型のものをアミューズメントと呼んでいます。ビデオゲームはアミューズメントであり、その特性を生かしてマルチメディアの発展に大きく貢献すると思われます。
◇ビデオゲームとはどんなものでしょうか?
- 映像が主体である。
- サウンドがある。
- インタラクティブである。
- プレーヤーが操作でき、反応が即返ってくる。アミューズメントである。
ビデオゲームを分類すると、大きく分けて2つに分けられます。
- 家庭用ビデオゲーム
- ファミコン、スパーファミコン、プレイステーション等。
- 業務用ビデオゲーム
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