第6章---着付け方とたたみ方---

2  帯の締め方
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第2節  帯の結び方

この節では帯の結び方を示す。

1

  • 右側の帯の端から50〜60cmを持ち、先端から二つに折る。(これを『手』と呼ぶ)
  • 伊達締めの中央に帯板を当て、『手』のわのほうを下にして、帯板の所に当てる。
  • 左側の帯を『たれ』と呼ぶ。
  • 2

  • 『手』を右肩にかける。
  • 『たれ』を三角に自然に広げて体に一巻する。
  • 『手』の先を右手で、体に巻いた帯を左手で持ち、しっかり締める。
  • 3

  • 帯をもう一度体に巻き、『たれ』を脇から斜めに内側に折上げる。
  • 4

  • 『手』を3で折った『たれ』の所に下から差し込み、上に出す。
  • 5

  • 『手』と『たれ』を引っぱって帯をしっかり締める。 (ここでしっかり締めておくと後でくずれにくくなる)
  • 6

  • 『たれ』を右に引き、『手』を左に引いて左肩にのせておく。 (これでさらに帯が締まる)
  • 7

  • 『たれ』の先を左手で持ち、胸幅くらいの長さをとる。
  • 8

  • 7の長さを基準に、びょうぶだたみに『たれ』をたたむ。(これを羽根と呼ぶ)
  • 9

  • 結び目に羽根を当てる。
  • 10

  • 羽根の中心で二つの山ひだをつくる。
  • 11

  • ひだにゴムをかけて固定する。
  • 12

  • ひだに『手』を上からかぶせ、帯に下から差し込む。
  • 13

  • 『手』を上に出して、しっかり巻つける。
  • 14

  • もう一度12のように巻く。
  • 15

  • 『手』を上にしっかり引き上げる。
  • 16

  • 残りの『手』を帯と帯板の間に差し込む。
  • 17

  • 『手』が下にでる。
  • 18

  • 『手』を広げる。
  • 19

  • 図のように1〜2回『手』を折る。
  • 20

  • 帯の中に折上げる。
  • 21

  • 羽根の長さが同じかどうか確かめ、羽根をふっくらと広げて整える。
  • 22

  • 図のようになる。
  • 23

  • 右手で結び目を、左手で帯を持つ。
  • 24

  • 時計周りの方向に、一気に回す。(反対に回すと胸元がはだけてしまう)
  • 袖で羽根をくずさないように気をつける。
  • 25

  • 図のように羽根が後ろにくる。
  • 26

  • 後ろのおはしょりを伸ばして整える。
  • 27

  • 前のおはしょりも整える。
  • 28

  • 前からの図
  • 29

  • 後ろからの図
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