さらに、特許などの工業所有権についても、保護制度が各国で違っていたり、保護制度が未整備の国もあることから、アメリカは知的財産権の強化策を世界的に浸透させる方法として、GATT(ウルグアイラウンド)やWTO などの国際会議を利用し、国際的なルールの確立を強く推進しました。
このような知的財産権重視の政策がアメリカを中心に実施されるなかで著作権や特許権に関する知的財産権紛争が頻発し、その巨額の賠償金がマス・メディアを賑わせています。