東北北部の活断層と陸羽地震
東北地方の活断層は,
盆地と山地の境界に位置
しています。これらの活
断層は,主として山地側
に傾斜した
逆断層
です。
陸羽地震は,1896
(明治29)年8月31日,
秋田県東部の奥羽山脈
(真昼山地)直下を震源
地として発生したマグニ
チュード(M )7.2の直
下型地震です。
この地震では,1000人
近い死傷者と5000戸以上
の倒壊が記録されています。
秋田県横盆地の東部や岩手
県の川舟には,この地震を
起こした
地震断層
が
現れました。
(赤い線がこの地域の活断層です)