Microsoft 365包括ライセンス(A3)

山梨大学では Microsoft 365包括ライセンス(A3)契約を締結しており、本学の学生と教職員は Microsoft Office 365 ProPlus を無償で利用できます。

Office 365 ProPlus に含まれるアプリケーション


Word

Excel

PowerPoint

Outlook

OneNote

Access*

Publisher*

* Windowsのみ

ライセンスの種類

Microsoft 365包括ライセンス(A3)は 個人用ライセンス共有端末用ライセンス の2種類があります。

学生が利用できるライセンス

学生が利用できるライセンスは 個人用ライセンス のみです。

教職員が利用できるライセンス

使用者・端末の状態によって利用できるライセンスが異なりますので、下表を参照して選択してください。
※非常勤講師は対象外です

インストールする端末は... 山梨大学の資産である 山梨大学の資産ではない

本人のみ使用する
個人用ライセンス 個人用ライセンス

複数人で共用する
共有端末用ライセンス インストール不可

ライセンス別 利用条件詳細

ライセンスの種類 個人用ライセンス 共有端末用ライセンス
対象者 教員(非常勤講師は含まない)
職員
学生
教員(非常勤講師は含まない)
職員
端末の使用者 本人のみが使用 複数人が共同使用
インストール可能な端末
PC(Windows, Mac)、タブレット、スマートフォン
本学資産・私物かは問わない

PC(Windows, Mac)
本学資産であること
インストール可能な台数 PC(Windows, Mac) - 5台
スマートフォン - 5台
タブレット - 5台
* 計15台まで
* WindowsタブレットはPCに含む
端末を所有する部署に所属する教職員(非常勤講師は含まない)の人数まで
端末の設置場所 制限なし 学内のみ
利用期間 本学に在籍している間

Microsoftのサポート期限まで

使用中の認証方法 30日に1度、自動認証(インターネット接続が必要)

ライセンス利用資格の喪失

以下の場合、Microsoft 365包括ライセンスの利用資格が喪失されます。資格喪失後、30日以内にライセンスは失効状態になります。その際にはOfficeは機能制限モードとなり、新規作成や編集が不可能となります。

  • 個人用ライセンス 卒業、退職などに伴い山梨大学の構成員でなくなった
  • 共有端末用ライセンス インストールした端末を学内から撤去した
  • ライセンス違反などの不正利用が発覚した
  • 本学がMicrosoft 365包括ライセンス契約を終了した

システム要件

Officeをインストールするには以下の要件を満たしている必要があります。

OS Windows Mac
バージョン Windows 11
Windows 10
Windows Server 2019 以上
macOS Sonoma*
macOS Ventura
macOS Monterey
CPU 1.6 GHz 以上 Intel または M1 プロセッサ
メモリ 4 GB 4 GB
HDD空き容量 4 GB 10 GB

* macOSは最新の3つのバージョンがサポートされます。新しいOSがリリースされると、最新から4つ目のバージョンはサポート対象外となります。

インストール

個人用ライセンス

  • 本学の学生・教職員(非常勤講師は含まない)本人が専有して使う端末にのみインストールできます。本人以外が使用することがある端末にはインストールできません。
  • インストールする端末は、公費購入/私費購入は問いません。利用する場所も制限はありません。
  • 複数人で共同使用するPCにインストールしたい場合は 共有端末用ライセンス を利用してください。

Windows

  1. 現在サインイン中のユーザーが、管理者権限を有しているかを確認します。
    スタートボタンを押して、サインインしているユーザーのアイコンをクリック→「アカウント設定の変更」を選択。

    ユーザー名の下に「管理者」と表示されていることを確認します。
    それ以外の表示になっている場合には、管理者ユーザーでサインインし直してください。
  2. 他のバージョンのOfficeがインストールされていないか確認します。
    「スタート」ボタンを右クリックし、メニューから「アプリと機能」をクリックします。

    一覧中に「Microsoft Office」があった場合はアンインストールして、Windowsを再起動してください。
  3. 以下のボタンから、山梨大学のアカウント(@yamanashi.ac.jp)でMicrosoft 365にサインインします。

    Microsoft 365 サインイン

  4. 「Officeのインストール」ボタンを押すと、Officeのダウンロードが始まります。
  5. ダウンロードした「OfficeSetup.exe」を実行するとOfficeのインストールが開始されます。
  6. 以下の画面になったらインストールは完了です。「閉じる」を押して閉じます。
  7. ライセンス認証を行います。
    インストールされたOfficeアプリ(Word, Excel, Powerpoint)のいずれかを起動してください。
    以下のような画面が表示されるので「アカウントにサインインまたはアカウントを作成」ボタンを押します。
  8. アカウントの入力画面が表示されます。
    山梨大学のアカウント(@yamanashi.ac.jp)でサインインしてください。
  9. サインインが完了すると以下のような表示が出ることがあります。
    いいえ、このアプリのみにサインインします」を選択してください。

Mac

  1. 本学のライセンス以外のOfficeがすでにインストールされている場合は、必ずアンインストールを行い、 Macを再起動してから本学のライセンスをインストールしてください。
    アンインスールの手順は、このページのアンインストールの項目を参照してください。
  2. 以下のボタンから、山梨大学のアカウント(@yamanashi.ac.jp)でMicrosoft 365にサインインします。

    Microsoft 365 サインイン

  3. 「Officeのインストール」ボタンを押すと、Officeのダウンロードが始まります。
  4. ダウンロードしたファイルを実行するとOfficeのインストールが開始されます。
    画面の指示に従って手順を進めてくください。
  5. 以下の画面になったらインストールは完了です。「閉じる」を押して閉じます。
  6. 以下のようなアップデートウインドウが表示されることがあります。確認が終わったら閉じてください。
  7. ライセンス認証を行います。
    インストールされたOfficeアプリ(Word, Excel, Powerpoint)のいずれかを起動すると、
    アカウントの入力画面もしくは山梨大学統合認証が表示されます。
    山梨大学のアカウント(@yamanashi.ac.jp)でサインインしてください。

iPad, iPhone, Android

iPhoneの画面を例に説明します。Androidでも手順はほぼ同じです。

  1. App Store / Google Play からWord、Excel、PowerPointアプリをインストールします。
  2. 各アプリを起動します。
    左上のユーザーアイコンをタップします。

    サインインを選びます。
  3. 山梨大学のアカウントでサインインしてください。

共有端末用ライセンス

  • 学内ネットワークに接続されている、本学資産のPC にインストールできます。
  • このライセンスを使用してOfficeをインストールできるのは 教職員 です。非常勤講師、学生はインストールを行えません。
  • このライセンスのOfficeをインストールしたPCを使用するユーザーに制限はありません。教職員、学生、学外者問わず使用できます。
  • 複数人が共同利用するPCへのインストールに適しています。特定の教職員が専有して使用するPCの場合は 個人用ライセンス を使用してください。

インストールを希望する場合は「学内ポータル」内の「申請・調査」システムから「Microsoft 365(A3) 共有端末用ライセンス」の申請を行ってください。インストールメディアの貸し出しをいたします。
メディアの数には限りがありますので、貸し出し状況によってはしばらくお待ち頂く場合があります。

上記申請の際に「ホスト名(コンピュータ名)」を記入する必要があります。「ホスト名」を確認するには以下を参照してください。

  • Windows
  • Mac:「システム環境設定」を開き「共有」アイコンをクリックしてください。一番上にコンピュータ名が表示されます。

アンインストール

個人用ライセンス、共有端末用ライセンスとも手順は同じです。

Windows

  1. 「スタート」ボタンを右クリックし、メニューから「アプリと機能」をクリックします。
  2. 一覧の中から「Microsoft 365 Apps for enterprise」または「Microsoft Office Professional Plus (バージョン番号)」選択して、アンインストールボタンを押します。
    アンインストールが完了したらWindowsを再起動してください。
  3. 個人用ライセンス これ以降この端末でOfficeを使用しない場合は、ページ下部の「端末に割り当てたライセンスの確認と削除」の項目に従い、ライセンスを削除してください。
    共有端末用ライセンス 本体に貼ってある、Microsoft365のライセンス番号シールを剥がして、情報システム課に提出してください。

Mac

以下の手順をすべて実行してください。

  1. Office for Mac のアンインストール - Office サポート
  2. Mac で Office のライセンス ファイルを削除する方法 - Office サポート
  3. 個人用ライセンス これ以降この端末でOfficeを使用しない場合は、ページ下部の「端末に割り当てたライセンスの確認と削除」の項目に従い、ライセンスを削除してください。
    共有端末用ライセンス 本体に貼ってある、Microsoft365のライセンス番号シールを剥がして、情報システム課に提出してください。

補足

個人用ライセンス 端末に割り当てたライセンスの確認と削除

  1. 以下のボタンから、山梨大学のアカウント(@yamanashi.ac.jp)でMicrosoft 365にサインインします。

    Microsoft 365 サインイン

  2. Officeの下にある「デバイス」という部分をクリックすると、現在サインインしているアカウントでインストールした端末の一覧が表示されます。
    ライセンスを削除したい端末がある場合は、「サインアウト」をクリックします。その後、端末からOfficeをアンインストールしてください。

Officeのアプリを起動すると「VCRUNTIME140.dllが見つからない」というエラーが表示される

VCRUNTIME140.dll(またはVCRUNTIME140_1.dll)が見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決する可能性があります。」というエラーが表示された場合は、以下のランタイムをインストールしてください。

  1. 以下のMicrosoftのサイトへアクセスします。
  2. 「Visual Studio 2015, 2017 and 2019」の項目にある「vc_redist.x64.exe」をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを実行します。画面の指示に従いインストールを行ってください。
  4. インストールが完了したら、Windowsを再起動します。

FAQ

Officeに含まれるアプリを単体で(例えばWordのみを)インストールすることはできるか

Windows: アプリを個別にインストールすることはできません。Officeアプリが全てインストールされます。

Mac: インストール途中の「インストールの種類」画面に表示される「カスタマイズ」ボタンを押すと、インストールするアプリを選ぶことができます。

公費で契約したものであれば、レンタル品のPCでも「共有端末用ライセンス」をインストールして良いか

はい、インストール可能です。
ただしレンタル契約の期間が終了した時は、レンタルPCの管理組織(管理・運用担当者)は、レンタルされた全てのPCからOfficeをアンインストールしてください。

特定の職員が専有して使用するPCのため「個人用ライセンス」のOfficeをインストールした。職員が退職し、後任の職員が同じPCを専有して使用する場合どうしたらよいか

Officeのいずれかのアプリ起動し、ウインドウ上部のユーザーの名前が表示されている部分をクリックします。
「別のアカウントでサインイン」を選択して、後任の職員のアカウントでサインインし直してください。

公費で購入したPCについて、特定の職員しか使用しない予定であったため「個人用ライセンス」のOfficeをインストールしたが、複数の職員での共同利用に切り替えたい

現在使用中のOfficeをアンインストールし、PCを再起動してください。その後、共有端末用ライセンスを使用してインストールしてください。

自身が所有する端末に「個人用ライセンス」のOfficeをインストールした。この端末を家族・知人などに譲渡する場合はどうしたらいいか

本人が専有して使用しない場合ライセンス資格は喪失します。端末からOfficeをアンインストールしてください。

卒業・退職後も継続してOffice 365を利用したい

個人でライセンスを購入してください。
購入の際には個人で契約しているプロバイダやメールサービスのアドレスを使用してください。
山梨大学のメールアドレス(@yamanashi.ac.jp)は使用しないでください

オフライン(スタンドアロン)のPCで使用できるか

Officeは30日に一度オンラインでライセンス認証を行います。この際にPCがネットワークに接続されている必要があります。
認証を行わないままでいるとOfficeは機能制限モードとなり、新規作成や編集などの操作が不可能となります。

個人で購入したOfficeと共存できるか

できません。
本学のライセンスをインストールする前に、個人で購入したOfficeはアンインストールしてください。

このライセンスによってインストールされるOfficeのバージョンはいくつになるのか

個人用ライセンス その時点でMicrosoftがリリースしている最新版のOfficeとなります。アップグレードも自動で行われます。古いバージョンのまま利用を続けることはできません。

共有端末用ライセンス バージョン2021がインストールされます。

「山梨大学の資産」とはどの範囲を指すのか

山梨大学(附属病院・附属施設含む)の公費や補助金等で購入、またはレンタルしたもの。大学に寄贈されたもの。大学が所有者となっているものを指します。

インストール後、「5日間のパスが終了しました」等のメッセージが表示され、簡易版しか使えない

山梨大学のアカウントでログインしていないことが原因です。

  1. Excel等のOfficeアプリを起動します。
    メニューバーから「ファイル」→「アカウント」→「ユーザー情報」の部分に山梨大学アカウント以外のもの(@outlook.com、@gmail.com等)が表示されていたら「サインアウト」を選択します。
  2. 「サインイン」を選択すると認証画面が開きますので、山梨大学のメールアドレスとパスワードを入力してください。
  3. サインイン後、右上のユーザー情報が山梨大学のアカウント(@yamanashi.ac.jp)になっていることを確認してください。