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これまでの議論から,必要な要件を以下にまとめることができる.
- 自動化,省力化
技術者が少ない負担で地域IXが運用されるようにしなければならない.これに
より,地域のISPもNational ISPも参加しやすくなる.また,運営の一部を技術者で
ないものでも運用できるようになるとさらに参加しやすい環境を作ることができる.
- 導入の容易さ
多くのISPにとっては地域IXに参加することの障害は運用コストとスキルの問題で
ある.これらを低く押えることによって,地域IXへの参加を容易にすることができる.
- 技術者の育成
技術者の育成とともに技術者が実験できる環境を整える必要がある.
これら地域IXを構築するうえでの必要要件を考慮し,以下のような設計を行った.
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Kaz Yatsushiro
平成11年2月26日